まったり、パン屋めぐり。

現役パン職人(一応)がゆる~~くパン屋さんをめぐります。

パン屋塩見 // 代々木

宗像堂(沖縄)で修業された職人さんが都会のど真ん中で焼く、牧窯のパン屋さん。

 

住宅街の中ひっそりと営業されていますが、焼きあがったパンの数を見る限りなかなか繁盛しているようです。

 

メニューはカンパーニュと食パン、硬いクッキーの3種類のみ。

 

 

店頭には今日のカンパーニュに使用されている粉が記載されており、どうやらその時々で手に入った粉で仕込んでいるようです。

 

 

①食パン

国産小麦の味をしっかりと感じるもちもち食パン。

おだやかな小麦の甘さと香りが感じられ、とても美味しいです。

なにもつけずにそのまま味わいたい。

 

 

②カンパーニュ

しっかりとした酸味のあるシャープな味わいのカンパーニュ。

当日に食べたら酸味がきつくていまいちでしたが、翌日以降は味が馴染み、酸味も穏やかになって美味しかったです。

特筆すべきはクラストの香ばしさ。

これはやはり牧窯だから成せる味わい、香りだなと感じました。

 

 

両方とも、感動するほどの美味しさではありませんでしたが、職人のこだわりを強く感じる魂のこもった丁寧なパンでした。

お店のつくりも可愛らしく、作業場も見えて都会の中のオアシスのような、わくわく、ほっこりする空間でしたので、機会があればまた訪れてみたいと思わされるパン屋さんでした。